■オイリー肌のスキンケア方法
どのスキンケア商品を使っても、肌トラブルが改善しない方はいらっしゃいませんか?

(1)メイク落とし
肌への刺激が少ないメイク落としを選びましょう。メーカーによって成分にばらつきがありますが、一般的にはクリームタイプや白いジェルタイプのメイク落としが肌への刺激が少ないとされています。 メイク落としは少量をしっかりと肌の上で伸ばして使っていると、肌への負担が大きくなります。ある程度の量を手にとってTゾーンから洗います。メイク落としの後、多くの人は洗顔をするというW洗顔をやっているわけですから、メイク落としで完全にメイクが落ちていなくても大丈夫です。
(2)洗顔
さっぱり系の洗顔フォームにはさっぱりしたと感じる成分が入っています。多くはアルコールが肌から蒸発する時にさっぱりした感じを演出してくれますが、当然、肌へ刺激を与えていることになります。 洗顔では汚れを落とすことが大切。よってさっぱり感を演出する成分は必要なし。また、美白系の成分とか保湿系の成分が入っている洗顔フォームもあまり意味がありません。洗顔フォームは洗い落としてしまうものなので。 洗顔フォームもメイク落としと一緒で、メーカーごとに配合成分がちがいますが、固形石鹸タイプは、上記のような余計な成分が少ないのでお薦めです。
(3)洗顔後のスキンケア
顔の肌の保湿をしているのは皮脂ではなくセラミドです。セラミドは角質の間を埋めている成分です。角質が持っている保湿因子や水分が蒸発するのを防いでいます。歳とともに減っていく成分ですから、セラミドを増やす化粧水や美容液をつけることが大切です。ビタミンC誘導体が配合されている化粧水や美容液を使用しましょう。